なぜ熱があるのに寒気、悪寒がするの?
寒気がして体がだるかった私は、熱を測ると38℃越えの熱が出ていた。
当たり前のことで、考えたこともなかったのですがなぜ体は熱いはずなのに寒いの?
と思ったので早速調べてみました。
極力専門的な言葉は省略します。
熱を上げたい
寒いと感じる原因は体温を上げたいから
というのがわかりやすい結論です。
ではなぜ体温を上げる必要があるのでしょうか?
免疫力をあげるため
知っている人も多いと思うのですが、人間は免疫力を上げるために熱を上げます。
体温が上がると血流が良くなります。
血液には白血球という細菌のような外的を排除するものが存在しています。
また、体に様々な栄養を送っているのも血液です。
このような働きのある血液の流れが良くなることで
外的を排除する力が上がるというわけです。
でもなんで寒くなるのでしょうか。
なぜ寒く感じるの寒気がする理由?
熱が出るのに寒くなる理由は脳が関係しています。
普段36℃が平熱だとしましょう。
どんなに暑いところ、寒いところにいても恒温動物である私たち人間はその平熱を保とうとします。
ですから体温よりも低い場所に行くと体温が奪われるため、寒いと感じて体温を上げるために震えたりします。
では体に細菌などが入った時はどうでしょうか
免疫力を上げるために通常36℃に保つよう設定してある体温を39℃に設定したとします。
設定温度から3℃も下がっているということになるため寒く感じるのです。
このため体温を上げるために震えも起こります。
どう感じるかは設定温度次第ということです。
体温を上げることで体を守ろうとしているので熱をむやみに下げることはよくないです。
解熱剤の使用には注意が必要です!
(上がりすぎると体内のタンパク質が変性してしまうため使うこと全てが悪いわけではないですが)
まとめ
熱が出るときにに寒気がするのは体温の設定温度の問題というのが簡単な答えです。
そのため寒気がするということは体が熱を上げるべきであると判断しているということなので
そういったときは体を冷やさないように温かくして休養をとることで
免疫力がアップし、早く体調を改善できるというわけです。
そのほかにも栄養のあるものを食べることによって免疫力を上げることもできるので、特にビタミンなどを取ると良いでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!